検査メニュー頸動脈超音波検査
頸動脈の動脈硬化の進行度を調べる検査です。頸動脈は首の左右に1本ずつあり、脳に大量の血液を送る重要な血管です。頸動脈の動脈硬化が進行すると、脳への血流が低下したり、血の塊などが脳の血管に流れて脳血管を詰まらせ、脳卒中を引き起こしたりします。またこの検査は、脳の血管・心臓を取り囲む冠動脈などの状態を推測するのにも役立ちます。頸動脈超音波検査で動脈硬化などの病気の早期発見、早期治療をしましょう。このような方にオススメです!
- 動脈硬化が気になる方
- 高血圧・脂質異常症・糖尿病の治療を受けている方
- 心臓病・脳梗塞などが疑われる方
- 身内に心臓病・脳梗塞になった人がいる方
- 喫煙する方
頸動脈超音波検査に関する当院の強みと特長
- 安全で痛みのない検査
- 安全で痛みのない検査なので、誰でも安心して受けることができます。所要時間は20~30分程度です。
- 動脈硬化の早期発見に役立つ
- 初期の動脈硬化は症状がないため自分ではなかなか気付くことができません。
頸動脈超音波検査検査・治療の流れ
- Step1検査方法
- ベッドに横になり、首にゼリーを塗り、探触子(プローブ)をあて、そこから出る超音波の反射波を映像化し、血管壁の厚さ・詰まり具合・プラーク(隆起性病変)の有無などを確認します。
- Step2検査結果の説明
- 今後の生活や病気について、その方に合ったアドバイス。
ホリスティキュア酵素体質別の詳細アドバイスをご希望の方は、別途料金がかかります。
頸動脈超音波検査よくある質問
- どのような生活をしていると動脈硬化が進行しやすいですか?
- 偏った食事、運動不足、過剰な飲酒、喫煙、過剰なストレスなど、こうした生活を続けていると生活習慣病を引き起こし、気付かないうちに動脈硬化を進行させます。すでに生活習慣病がある方は、きちんと治療することが大切です。
- 動脈硬化が原因でおこる冠動脈の病気にはどのようなものがありますか?
- 心臓への血液供給は、大動脈が心臓から出たところで枝分かれする左右の動脈が担い、あたかも冠をかぶったように心臓の周りを走行するため、それぞれ左冠動脈と右冠動脈と呼ばれています。冠動脈疾患とは、冠動脈の狭窄(狭心症)や閉塞(心筋梗塞)で心臓の筋肉への血流が阻害され、心臓に障害が起こる疾患の総称です。
冠動脈に動脈硬化がおこることで、内腔が狭くなったり、血管が痙攣を起こして一時的に心臓の筋肉の酸素不足になるのが狭心症です。血管の高度な狭窄や血栓などが詰まって血流が止まり、その先の心臓の筋肉に酸素が供給できなくなって、心臓の筋肉が壊死してしまうのが心筋梗塞です。狭心症の発作は、主に胸の中心付近が圧迫される強い痛みを感じる人が多いのですが、みぞおちのあたりに漠然とした痛みを感じることや、のどやあご、左肩や左腕、背中、歯が痛む場合もあります。多くは数分(長くても15分くらい)安静にしていると痛みが治まります。一方、心筋梗塞の場合、30分以上長く続くのが特徴です。 - 動脈硬化が原因でおこる脳梗塞とはどのような病気ですか?
- 脳梗塞は、脳の血管が細くなったり、血管に血栓が詰まったりして、脳に酸素や栄養が送られなくなるために、脳の細胞が障害を受ける病気です。脳梗塞の症状は、閉塞する血管の場所により異なりますが、めまいやふらつきで立てなくなって倒れたり、言葉がうまく話せなくなったり、目が見えなくなったりします。また、感覚障害と運動障害は梗塞の起きた反対側の身体に出るので、左側だけ(もしくは右側だけ)がしびれることや力が入らないこともあります。また、認知症の原因となることがあります。
頸動脈超音波検査メニュー・料金表
メニュー名 | 内容詳細 | その他 | 料金 |
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頸動脈超音波検査 | 検査時間 約20~30分 | 保険適応のある検査です。 |